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世界一幸福な国フィジーで深まったIKIGAIの解像度

更新日:10月5日


こんにちは。世界を旅する令和のマルコポーロことかなみんです!


今年2025年6月、私は会社員生活に区切りをつけました。

振り返ると、仕事はいつの間にか“ライスワーク”

食べていくための仕事になっていました。

生活のために働くこと自体悪いことではないけれど、心の奥底ではずっと、


「このままで、本当に幸せって言えるのかな?」

「これが私の生きがいだと言えることだけをして生きていきたい」


そんな問いが膨らみ続けていたのです。

なんとなくぼんやりしていて、うまく言葉にできない私の生きがい。

私はもっと、「人や社会に貢献して生きること」を探求したかった。


だからこそライスワークを手放し、好きなことを思い切ってやってみようと、

世界一周の旅に出ることを決めました。






旅のテーマは、「固定観念をぶっ壊す!」


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これまでの考え方や思い込み、「こうあるべき」という枠を一度外し、

もっと自由に

もっとしなやかに

そしてもっと幸せに

“生きがい”や”幸せ”そのものを見つめ直そうと考えました。


多様な視点に触れると「正解は一つじゃない」と実感できるし、「こうあるべき」という縛りが減って、生きがいや幸せというものが今以上にクリアになる気がしました。


固定観念を外し、「幸せと感じることをクリアにする」ことは、生きがいを見つける大切なプロセスのひとつでもあります。


日常の小さな幸せや気づきを丁寧に言語化することが、自分の価値観や、望む生き方を知るための重要なステップだと思います。






フィジーで出会った「幸せのかたち」


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「固定観念をぶっ壊す!」

おひとり様ツアー、最初の目的地に選んだのは南太平洋の島国・フィジー。


フィジーの人々は、国連の調査でもしばしば「世界一幸せな国民」と評されます。

日本はというと、国連の世界幸福度ランキング(2024年版)で47位。


フィジーは統計的な経済指標では豊かとは言えないのに、

「自分は幸せだ」と感じる人の割合が世界で最も高いと言われています。


フィジーの人たちが感じている幸せってなんだろう?


日本で聞いた話では、フィジーの人のほとんどが幸せと感じる理由を聞かれた時に、「友人や家族」がいることが幸せと答えるのだそうです。


フィジーについて、さっそく現地の人たちに直接聞いて回ってみました。


ホテルのスタッフをはじめ、ショップの店員さん、島で働くバトラー、バスを待っているおばちゃんたち、ホームレスのおじいさんにまで、声をかけて聞いてみました。


「あなたにとって幸せや生きがいはなんですか?」


返ってきた答えは、多種多様。


「青い空と海があること」

「自然がいっぱいあること」

「仕事があること」

「神様が見守ってくれていると感じられること」

「先祖たちが作り上げてくれた今を生きること」


誰一人として同じことを言った人はいませんでした。


そしてまた、私がした質問に一瞬でも迷ったり、答えられないという人もいませんでした。






いま、ここにあるものを見つめる


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「そういえば、誰も友人や家族とは言わなかったな(笑)」


誰かに聞いたことをそのまま自分の知識にしておくのと、自分の力で答えを探してみることには大きな差があることを実感しました。


そんなことを思いながら振り返っていると、彼らに共通していたのは、

“いま、ここにあるもの”を幸せだと思える力でした。


日本では、「お金がたくさんあること」「出世すること」…など、

“今ないもの”を幸せの条件に挙げる人が多いと言われます。


私自身もそうだったかもしれません。

でもフィジーでの出会いは、そんな私の固定観念を優しく壊してくれました。

心理学者エド・ディーナーの研究によると、「主観的幸福感」とは経済水準だけでなく、

人間関係・信仰・自然とのつながりによっても大きく左右されるそうです。


まさにフィジーの人々は、「神と共にある」という考えを自然に持ち、

「良いことも悪いことも神の思し召し」と受け止めています。


その価値観が、困難な状況でも“いま、ここにあるもの”に目を向け、

心の安定を保つ力になっているのです。






生きがいの解像度


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自分の目で見て、耳で聞いたこの旅を通じて、少しずつ自分の生きがいが見えてきた気がします。


「愛と喜びを分かち合い、つながりを持って生きること」

「人生観や価値観を広げながら、人や社会に貢献すること」


そんな言葉が浮かんできます。


そしてフィジーの人々の幸福観に触れて、確信したことがありました。


幸せや生きがいは未来にあるのではなく、今この瞬間の関わりや営みの中に宿るということ。


生きがいって、探そうとするとなんだが見つかりにくい。

好きなこと、得意なことをしてみる。

私の場合、ライスワークを手放して、思い切って旅に出たこと。

旅が私自身の「生きがい」を広げてくれました。






IKIGAIは、どこにある?


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「生きがい」を見つめた時、どんなことが思い浮かびますか?


フィジーの人々が「いまあるもの」に幸せや生きがいを見出したように、

私たちのまわりにも、すでに小さな生きがいが散りばめられているのかもしれません。


まずは肩の力を抜いて、自分が好きなことをしてみませんか。

そこにはきっと、たくさんの幸せや生きがいがあるはず。


次の旅では、どんな価値観や生きがいに出会えるんだろう。

私の旅は、まだまだ続きます。




今回のライター|かなみん


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地球在住社会起業家🌏 自由に旅して暮らす人✈️ かなみんinstagram






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