こんにちは。秋田稲美です。
「どうしたら、夢はかなうのか?」
この問いと向き合いながら、
私はかれこれ20年もの間、マップづくりのワークショップを続けてきました。
中でも、ドリームマップ®️をご存知の方は多いのではないでしょうか。
夢は「強く臨場感をもってビジュアライズすること」で実現します。
私自身もドリームマップ®️を描いて、さまざまな夢を実現してきました。
仕事も、家庭も、趣味も、そして社会貢献も。
欲張りに夢を追いかけてきたのです。
夢は叶い続けた。だけど生きがいは…?

夢をかなえるために私が徹底したことは、
「より効率的に、より無駄を省くこと」。
でもある時、不思議な感覚に襲われたのです。
「夢は叶っているのに、なぜか幸せではない…」
心の奥から湧き上がるこの違和感。
そこで、自分の生活を見直してみることにしました。
「効率的に、無駄を省く」という生き方。
それは同時に
「失うこと」がたくさんあると気がついたのです。
その正体は「非効率、無駄を味わう」という豊かな時間でした。
野菜は買ったほうが安い、でも、あえて自分でつくってみる。
メールや電話で用は済む、でも、わざわざ会いに行ってみる。
そんな一見「非効率で無駄」なことの中に、
実はたくさんの「IKIGAI」が輝いていたのです。
驚きでした。
手仕事と古民家と人との繋がりに見出す「生きがい」

今の私は、細かな手仕事をしたり、植物を育てたり、
また、岐阜県岩村の築270年の古民家を2軒、仲間と共に改築しながら、
家族や友だちとのつながりの日々を過ごしています。
また、2024年春からは、この古民家を使って、
【ひふみ学園】というフリースクールをOPENしました。
名古屋から岩村に通い、
地元の人たちに「見守り隊」を担ってもらいながら
数人の子ども達の「居場所づくり」をしています。
ビジネスとして考えると「課題」は山積み。
ですが、
最初は膝を抱えて部屋の隅で黙っていた子ども達が
日に日に心を開いて、
生き生きと彼さらしさを発揮する様子を見ることは
ビジネスという「物差し」では測れない、
宝物のような時間です。
昔の私なら、
「効率が悪い」と切り捨てていたかもしれないこれらの活動。
でも今は、そこに確かな生きがいを感じているのです。
「生きがい」は、夢を育む土壌。

試行錯誤の末、私は
「夢とIKIGAIのバランスこそ、命(=一番の幸せ)」
という結論に至ったのです。
IKIGAIは、夢を育む土壌のようなもの。
生きがいに育まれて夢は育ち、花を咲かせる。
咲かせた花からまた、新しい生きがいを見せてくれる。
そんなふうに、夢と生きがいは循環しています。
あなたは、どうですか?
あなたの夢は、なんですか?
あなたのIKIGAIは、なんですか?
もし今、この問いかけに答えるのが難しいと感じたとしても、
それは自然なことなのかもしれません。
私たちは日々の忙しさに追われ、自分自身と向き合う時間を忘れがちですから。
もし、誰もが生きがいを見つけられたら。

もし、誰もが「生きがい」を生きることができたら。
もし、誰かが「生きがい」を生きることをサポートできたら。
世界は、どう変わるでしょうか?
仕事、人間関係、子育て、介護…
私たちの身の回りの悩みから、
貧困、戦争、環境破壊、あらゆる搾取…
この地球で起きている人類共通の課題まで
あらゆる「苦しみ」は、
私達、ひとりひとりが「生きがい」を失うことから
生まれているのではないでしょうか?
IKIGAI Map ワークショップで、
一緒に夢やIKIGAIを描いてみませんか?
そして
IKIGAIを世界に広げる活動を始めてみませんか?
4月スタート。生きがいMapファシリテーター養成講座

【IKIGAI Map ファシリテーター養成講座】は、4月から始まります。
「子育てから解放され、仕事も定年。社会の役に立ちたい」
「もっとワクワクしたい!なにかに夢中になりたい」
「コーチングと掛け合わせてIKIGAIを仕事にしたい」
「つらいことがある。"なぜ私は生きているの?"って、時々考え込んでしまう」
「これからは、今まで以上に人とのつながりが大切になると思うから」
そんな想いを持った方が、ファシリテーターとして
日本全国・世界中で活躍しています。
ゴールや目標ではなく、「今ここにある幸せ」を感じる。
これまでの人生を振り返ることで、「今ここにいる自分」を愛する。
そこから湧き上がってくる、「今ここから始まるビジョン」を描く。
IKIGAI Mapファシリテーター養成講座が目指すのは、
誰もが「わたしの生きがい」を発見し、
誰もが「唯一無二の生きがい」を生きられる世界。
生きがいについての知識を深め、実践を重ねることで
様々なオリジナルツールを使って、
IKIGAIコーチングやセッションを行うことができるようになります。

今年2月には、オーストラリアで生きがいギブネスツアーも行いました。
5月にはNY、7月にはバンクーバー、さらにはヨーロッパへと
2025年からの3年間、生きがいギブネスツアーは続きます。
ツアーの様子はこちらの記事から。

「Whoever has a why to live can bear almost and how.
(生きる理由を持つ人は、ほとんどどんな人生にも耐えることができる)」。
ドイツの哲学者ニーチェの言葉です。
日々の「生きる理由」=IKIGAIを感じることができれば、
どんな状況でも、私たちは前に進むことができる。
そう 私は信じています。
あなたの生きがいは、
もしかしたら身近なところにあるかもしれません。
「非効率」で「無駄」な時間の中に、
IKIGAIが輝いているかもしれません。
あなたが日々の中で、
そしてあなたの心の中で、
生きがいの灯火を見つけることができたら
人生という旅が見せてくれる風景は
もっと鮮やかで、彩り豊かになるはずです。
あなたとお会いできること、楽しみに。
愛を込めて
秋田稲美
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