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乙女 オムライスに感動。IKIGAIは、喜怒哀楽のあいだに。

こんにちは。

4年間のバンクーバー生活に一旦区切りをつけ、

二拠点生活を実践すべく、2025年末より日本に帰国しております、紋(Ayaka)です。


今日はバレンタインデー。

「愛」や「パートナーシップ」について、自然と考える一日かもしれませんね。


私は今、バンクーバーから一緒に来てくれたカナダ人のパートナーと、

東京で新しい生活をスタートさせています。


彼は、私の固定概念をぶっ壊し、

感情安定型だった私の、喜怒哀楽のすべてを拡張させる男。


そのぶん、私の「怒」と「哀」にも触れるので、

時々、まぁ…喧嘩になります。





東京の葛飾区に、とても素晴らしい能面師の先生がいらっしゃって、

彼はその先生から彫刻を学ぶことを、

日本滞在中での使命のひとつにしています。


また、私は日本の伝統文化をこよなく愛し、

日本人であることに誇りを持ち、

「伝統工芸に直接触れて、学ぶこと」を自分の使命のひとつにしています。


だから毎週、彼のクラスについて行き、

先生のありがたいお話を聞いて、能の世界について生で学べる時間が、

何よりの喜びなのです。


…………が。


その日、クラスへ向かう途中で、

我々、大喧嘩をしまして。


バンクーバー生活が長かったせいか、

人目を気にするセンサーが少し鈍っている私は、

周りに人がいるのにも関わらず、

彼に「F◯CK」という、

なんとも汚らわしい言葉を投げつけたりしまして。

(日本では本当に汚い言葉だと習いましたが、

ネイティブはよく使うんです。←苦し紛れの言い訳。笑)




しかも、女性ってホルモンバランスと喧嘩が重なると、

まぁ…感情的になりますよね?

(いいんですよ。なりましょう!)


案の定、涙が止まらない。


現在、闘病中の頑固な父。


離れて暮らしているのに、私の幸せを願って、

雛人形を飾ったと報告してくれる愛知の母。


亡くなった大好きな祖父の顔まで浮かんできて。

(全て、喧嘩とは無関係。笑)


涙は、滝のように流れました。



でも、彼に涙を見せるのは悔しい!

となりがちな私は、


1時間以上の電車移動中、

一言も話さず、彼から離れて、

誰にもバレないように電車の隅っこに立ち続けました。


そして、先生のご自宅の最寄り駅に到着。


そこからバスに乗る必要があるので、


「私は駅の周辺でカフェに行くから、一人でクラスへ行って」

「この状態でクラスに行きたくない。感情が落ち着いたら行くし、

それでも行きたくなかったら、行かない」


そう言って、駅でさようなら。


空腹の中、一人でぶらぶらしていると、

私の涙で滲んだ視界に飛び込んできたのは、


「純・喫・茶」という私の大好きな漢字三文字。


私は、おしゃれなカフェも好きですが、

心に刺さるのは「創業◯年 純喫茶◯◯」というワード。



『昭和43年創業  純喫茶シャレード』

一秒も迷わずに、入りました。



店内にはステンドグラスとカウンター。

テーブル席には、コーヒーを片手に楽しそうに話す

少し年齢層高めのお客さんたちの集い。


優しい白髪のマスターと、その息子さん。

(ちなみに息子さん、お子様が11人いらっしゃるそうで、

2/19に放送予定のTBS「空っぽハウス」という番組に出演予定らしいです!)




このお店の名物は、たまごサンドらしいのですが、

オムライスが大好きな私は迷わず

「至高のオムライス」をオーダーしました。


「シャレード特製ブレンドソースのケチャップライス」

メニューに書かれたこの説明を読んだだけで、

思わずよだれが出てしまう。


昔大好きで何回も見返したドラマ「ランチの女王」を思い出すような、

懐かしくて温かい空間。


そして、ついに待ちに待った私のオムライスが到着。



う、う、美しい!!!

黄金色に光り輝くの卵をスプーンで割ると、

中から現れたのは、艶やかな赤いケチャップライス。


口の中へ運ぶたびに、美味しさが心に染みて、また涙。


マスターと息子さんが、

わちゃわちゃしながら店を

切り盛りする姿を見て、

自分の父を重ね合わせて、また涙。


そして、5分で完食。


あまりにも一瞬すぎて、

さっきまでそこにあったオムライスが幻だったよう。


さっきまで般若のような顔で

汚い英語をパートナーに投げつけていた私が、


今、オムライスに感動して泣いている。


そのとき、思いました。


ランチは、世界を救う、と。


そして思い出した、

『ランチの女王』の主題歌。


Three Dog Nightの『Joy to the World』


歌詞の一部でこんな部分があって、

私のお気に入りです。


If I were the king of the world

Tell you what I'd do

I'd throw away the cars

And the bars and the wars

Make sweet love to you

Sing it now


和訳

世界が自分のものだとしたら

何をするのか教えてやるよ

車とかバーだとか戦争なんかをみんななくして

お前と愛し合うんだよ

さあ歌おう



まさに、ランチは世界を平和にするのだと確信させるような

シンプルで、愛に溢れた熱い歌詞。


ちなみにこの記事のタイトルの

『乙女 オムライスに感動』は、

モーニング娘。のメンバーから結成された

タンポポというグループが出した曲『乙女 パスタに感動』からお借りしました。


同世代で気づいた人がいたら、嬉しいです。笑


もう「乙女」と呼ばれる年齢ではないけれど、

「乙女心」は、いくつになっても持っていたい。



「乙女心」は、日常の小さな喜怒哀楽に、敏感です。

感受性が豊かです。


喧嘩して、泣いて、怒って、

オムライス食べて、救われて、

こうして書いている。


そして、この一連の流れは、実に人間らしい。


「IKIGAI」ってなに?という質問に

自分が好きで、得意で、

それが人や社会のためになり、さらにそれで食っていけること。

とざっくり説明されたりしますよね。


そう聞くと、それはなんだか大それたことのように感じる方も

いるのではないでしょうか。


でも、そんな大きな「IKIGAI」を掲げながら、

考えながら、実現させながら、もがきながら、

日々生きていると、喜怒哀楽があって、


その合間で、ふと美味しいものを食べたら、

体と心の両方に、じんわり浸み込んでいくような温かい瞬間がある。


そんな喜怒哀楽のあいだに、

小さな「IKIGAI」が詰まっているのではと思うのです。


「IKIGAI」とは?と考えるのも、また人間ならでは。


私たち人間って、本当に興味深い、愛しい生き物です。


そして、私の喜怒哀楽を拡張してくれる

美しき珍獣・パートナーに感謝。


次は一緒に、

名物のたまごサンドを食べに行こうと思います。


――純喫茶シャレードへ。




今回のライター|紋(Ayaka)


東京&バンクーバー在住 ライフデザインコーチ/ライター/インタビュアー




日本で約10年間ファッション業界に従事。

「世界に通用する立派な日本人になりましょう」という祖父の遺言を実現したいという思いから、2021年末、カナダ・バンクーバーへ渡り、4年間の海外生活を送る。


言葉もない、知り合いもいない、肩書もない、ゼロから人生を再構築するうえで、

アイデンティティの喪失やどん底の精神状態を経験。


徐々に乗り越えながら、フローラルデザイナー、ライター、インタビュアーとして活動。

そして、ひふみプロコーチ養成講座を通して、コーチングへの学びを深める。


カナダ永住権取得後、現在は東京とバンクーバーの二拠点生活を実践中。

ライフデザインコーチとして、セッションを日本語・英語両方で提供し、

一人ひとりが自分らしい人生を描きながら、夢や理想を実現できるように伴走している。




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