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SINIC理論から見るIKIGAI③ 2035年の未来地図。ユートピアか、幸福なディストピアか。


どもっ!自らの人生の波をすべてIKIGAI研究に注ぐ

カナダ在住IKIGAI探求員、愛です。


バンクーバーはFIFA World Cupも大詰め!

カナダ開催は終了して店じまい感もありますが、

多民族国家なので、どの国の試合も盛り上がっております。

子どもたちは今日も元気に公園でサッカー!

チベット アフリカ ヨーロッパ 日本 etc…

年齢も お国も 初めましても 毎度どうもも 関係ない。

ボールがあれば みんな一瞬で友達。

世界平和なんて ほんとシンプル!ってこと

子ども達に、教えられる日々です。

















さてさて…前回の記事では、 カオス極まる「自律社会(なう)」をサバイブするための意識的な補助輪であり、 次なる次元への「梯子」としてのGiveness(ギブネス)をお話ししました。

(まだ読んでない方は、ぜひ②から、いやなんなら①から一気読みしてみてね!)




今回は、いよいよシリーズ最終回。

SINIC理論が予測する、

2033年以降の「自然(ジネン)社会(2035年)」の景色へ、

みなさんといっしょに旅してみたいと思います。


テクノロジーが極限まで極まり、

「自ずから、然るべき状態」へと還っていく。

「自然(ジネン)社会」はいわば、NEO縄文ともいうべき世界。

そこは、人類が夢見た「ユートピア」なのか?

それとも、やさしい顔をした「ディストピア」なのか?

そして、その2つの未来を分ける、

たった一つの「コンパス(IKIGAI)」の秘密。 それでは、ご一緒に。


未来① テクノロジーが空気になった、IKIGAIユートピア。



2035年。

AIや超知能(ASI)は、もはや最先端のガジェットではなく、

空気や重力、水道のインフラと同じように

「アタリマエの環境」になっている。

「超自動化」によって、衣食住やベーシックな医療など、

人間が生きていくためのコストは限りなくゼロ(無料)に近づいた。

「生きるために稼ぐ」「生きていくために等価交換する」という

資本主義のゲームが、完全に終わりを迎えた世界。

朝、目覚まし時計に叩き起こされることはない。

満員電車に揺られて、誰かが決めたKPI(目標)を追うこともない。

ある人は、鼻歌を歌いながら、何時間もかけてコーヒーの焙煎をしている。

ある人は、誰に売るわけでもないのに、巨大なキャンバスに絵を描いている。

またある人は、「庭で美味しいトマトが採れたから」と、

近所の人に手料理を振る舞っている。

「生きるための仕事」に追われることがなくなった人間は、

限りなく泥臭く、あたたかく、無駄な営みに回帰していく。



何かを成し遂げること(Doing)で、自分の価値を証明しなくていい。


ただそこに生きていること。

人と笑い合い、土に触れ、生命として呼吸し、

感じること(Being)そのものが豊かさになる。


老子が言った「足るを知る者は富む」という東洋哲学の極致が、

社会全体の標準(デフォルト)になる。


ここでは、人間の中に残る唯一のエネルギーは、

「表現したい」「分かち合いたい」という生命の衝動だけ。

縄文人が見返りを求めずに

ただただ悦びと共に網目模様を土器に刻んだように

自分が放てる最高の輝きを、ただ世界に明け渡す(Giveness)。

「欠乏」に基づく生存のパラダイムから、

「充足」に基づく存在のパラダイムへ。

これが、自然社会がみせてくれる、圧倒的な光のビジョン。

人類がずっと夢見ていた、魂のユートピア。





未来② IKIGAIは過去の遺物。やさしい顔をしたディストピア。




わたし達の目の前にある、もう一つの未来。


それは、ターミネーターの「機械の反乱」のような 「人間 vs AI」なSF世界ではなくて。

むしろ、その逆。

「AIが完璧に、どこまでもやさしく、わたし達をケアしてくれる世界」。

不快な摩擦も、傷つく痛みも、孤独を感じる必要もない。

完璧にコントロールされたわたし達人間は、飼い慣らされた「無菌室のペット」。

ディストピア小説の金字塔『すばらしい新世界』の著者

オルダス・ハクスリーはこう警告した。

“A really efficient totalitarian state would be one in which the all-powerful executive of political bosses and their army of managers control a population of slaves who do not have to be coerced, because they love their servitude.” 「真に効率的な全体主義国家とは、強制するまでもなく、 奴隷たちが自らの隷属を愛している状態である」​

​あらゆる欲求が先回りして満たされ、

AI生成された最高の娯楽が提供される世界。


自動的に与えられる「快楽」と「快適」を消費し続けるうち、

人間は次第に、自らの内側から湧き上がる「Will(意志)」や本能を

発揮する必要すらなくなっていく…。 (あれ? これは、未来ではなくて、「今」の話だったっけ... ?)


AI研究者のローマン・ヤンポルスキー博士が警告する「Ikigai Risk」の極致。


これが、やさしい顔をしたディストピアの正体。





2つの未来を分ける、あなたの中の「IKIGAIコンパス」




生存のコストがゼロになり、機能のすべてをAIが上回る2035年。

わたし達が「ユートピア」に生きるか、「ディストピア」に溶けるか。

この分かれ道に、命の手綱となるもの。

それこそが、わたし達一人ひとりの中にある内なるコンパス、 「真のIKIGAI」。



経済合理性も、能力の差も、テクノロジーの精度も関係ない。

「役に立つからやる」んじゃない。

「稼げるからやる」んでもない。

「ただ、そうせずにはいられない、生命の衝動(what I love)」を、

命の真ん中に、ドーンと据えて生きること。


AIが「完璧な優しさ」で世界を覆い尽くす前の、 このカオスな現在地(自律社会)で


わたし達がインストールすべきは、

「Giveness」という生き方と、「IKIGAI」というコンパス。


「無限に湧き出し続ける愛」を世界に差し出し、

自分の不完全な弱さを開いて人と繋がり、

何度も転びながら、それでも立ち上がり、 「自然な命の在り方と循環」を

身体と、心で、思い出していくこと。




だからわたしは、2035年を待たない。


今自分にとって「最も愛おしいこと」を この世界に、無料で、差し出し続ける。


一人でなんとかしようとせず、誰かに助けを求める。


誰かを、何かを、変えようとしない。


そんな生き方に、シフトしました。


Givenessというシンプルな三つの原則は

「自然の摂理」そのものだから。







​SINIC理論が半世紀前に遺してくれた未来の地図。 その地図を手に、ディストピアではなくユートピアを創るのは、 他の誰でもない、いまカオスの海を泳いでいる「わたし達」の小さな実践。


​2035年。

あなたはどんな「無駄で愛おしいこと」をして遊んでいますか?

そして今日。

あなたはどこで、誰と、何を味わっていますか?


わたし達は、遊ぶためにこの星にやってきたのだから。





長きにわたるSINIC理論×IKIGAIの旅、

ご一緒してくれてありがとうございました!



また次の波の上で、お会いしましょう。

愛を込めて。

IKIGAI探求員 船戸愛


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